経験なし能力なしの場合に、力を入れる価値4つについて

 



こんにちは、営業と採用担当をしている倉星(仮名)です。


今回は、経験なし能力なしの場合に力を入れる価値について考えてみました。


なんでこの記事

一年間1次面接を担当してきて、面接~研修、案件参画までを見てきました。

その中でお客さんや会社に対してどういう価値を、経験なし能力なしの人は生み出せるのかを考えていました。

これは入社後だけでなく面接にも活かせる内容だと思いますので、是非今後の自分の価値上げの参考にしてください。

失敗は前提条件。その上でなにをするか

未経験OKだからといって、入社までになにもしなくていいわけでもありません。
研修中もそうですが、自発的な成長が必要です。

未経験だからわからないのは大前提です。

だからといって、

「僕には才能ない」

「できるわけない」

と思っても仕方ないです。

最初から自転車に乗れた人はいないのと同じで、
失敗や問題は起こり続けます。
だって未経験だから。

建設的に考えるなら、その失敗をどう解決するのか。

・経験もない能力もないけど採用されるのはどんな人か
・能力もほぼないけど、お客様が一緒に働きたいと思うのはどんな人か

決定権のある人目線で考えて自分の今持てる価値を考えてみましょう。


力を入れる価値4つ

具体的に力を入れる価値は4つです。

  1. やる気
  2. 人の良さ
  3. 技術
  4. 報連相(図解・言語化)


まず徹底的に自分が一番できそうなものを選んで、それを磨いていくのが良いです。


最初は10%しか言われてることがわからなくても、そのうち50%わかるようになってくるので、
そこまで落ち込まず失敗しつつどう対処していくか。

そのための4つの価値です。

一つずつ説明していきます。


やる気


まずはやる気です。

いきなり抽象度の高いものですが、重要な価値です。
本当にエンジニアとして活躍したいって思ってる人は、
もともと持っていますが・・・。

研修のサポーターや先輩たちの立場で考えると、
「技術もなにもないけど、すごいやる気だけはある」
と思ってもらえると色々サポートしてくれたり、
面倒見てもらえたりします。

やる気あるので、研修中の集中力が違い、
必然的に技術や報連相も後追いで上がってきます。


人の良さ



2つ目は人の良さです。

気が利く人とか、性格が良い人は、
困ってるときに助けてもらえます。

やる気と少し似ていますが、モチベーションに上下されにくいです。
元々の性格に依ってしまうと思うので、
「誰がどう見ても聖人君主だ」と思える人は是非その価値を発揮してください。

技術



3つ目はエンジニアとして王道です。
とにかく徹底的に技術を身につけることです。

モチベーション低くても、とにかく技術に詳しく、
課題をどんどんこなしてしまう人はそれはそれで価値提供できます。

この価値の難点は、どこまで勉強しても満たされるものではないこと、
得意分野だけの案件につけるかわからないので、
新しい技術を習得する瞬発的な学習能力も別途必要なことです。

エンジニア歴30年 マネージャー 浅海さん (git-media.blogspot.com)
 エンジニア歴30年の浅海さんでも未だに勉強し続けているとインタビューで言ってました。

報連相(図解、言語化)



やる気もそこまで高くなく、性格も良くなく、プログラミングもほぼ無知って方には
最後の価値です。

社会人の基本中の基本、報連相をしっかりする。

結論から話をし、相手が頭で描けるように言語化し、対処法を聞ける人はそれだけで十分価値があります。

わからないことがわからない、のではなく、
時には図解・5W1Hで説明できる人はサポートしやすいです。
(サポートする側が困ってる状況を理解できるから)

また案件参画時、分からないことだらけの中で、なにがわかってなにがわからないのかを正確に伝えられる人はプロジェクトの管理者からしても指示を出しやすいです。

報連相・図解・言語化に関しては、意識と訓練で誰でも身につけることができます。

図解・言語化できると自分で問題解決できることもあります。
なので、相乗的にレベルあがっていくイメージです。


以上が力を入れる価値4つでした。

エンジニアとして活躍していけるように、

自分はどの価値でアピールできるのか、
どの価値を伸ばしていくのが得意か考えて、
できることから始めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

GITの応募ページを確認してみる!